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2015年4月21日リニューアルOPEN! カスタムクラブ (地クラブ)
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ゴルフクラブの選び方
クラブを選ぶ際に最も重要なことは、ドライバーからアイアンまで、すべて気持ちの良いタイミングでスイングできるクラブを選ぶ事です。
現在使用中のクラブセットがご自身に合っているかを判断するために練習場で次の事を試してみて下さい。 準備運動をした後に、ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン等を本気のスイングで1球ずつクラブを変えて打ってください。1日だけでなく何度か繰り返しやっても、同じ番手がトップしてしまう場合はその番手の総重量が軽い事が予想されます。 反対に同じ番手だけダフリが多い場合は、その番手の総重量が重い事が予想されます。 その他、引っかけたりプッシュしたりなど特定の番手だけミスする場合は、その番手のヘッドの特性やシャフトの特性、アイアンの場合はライ角があっていない可能性が高いです。 逆に、何度くりかえしても、それなりの当たりが出る番手は、重量、ヘッドの特性、シャフトの特性が合っている証拠なので、その番手に合わせたセッティングをされることをオススメいたします。 コースでは1球勝負です。本当に合ったクラブを探すのであれば上記の判断方法が一番良いと思います。 仮に苦手な番手を克服するために、たくさんボールを打ち、打てるようになったとすると以前に比べスイングは確実に変化しており、他の番手が打てなくなっているはずです。 スイングというものはクラブによって作られるものです。無駄に練習せず、まずは今の自分に合ったクラブを探すべきだと考えます。 バランスについて
昔に比べてクラブを購入する際にバランス(スイングウェート)を重視するゴルファーが増えたように感じます。
正直なところ、バランスにはほとんど意味がありません。 あえて気にかけるとするとアイアンセットなど同一のシャフトで組立てた場合のみです。 たとえば5番アイアンでカーボンシャフトの38インチのD0と、スチールシャフトの38インチのD0とを比べると、バランスは同じでもカーボンの方が重たく感じます。 カーボンシャフトはスチールシャフトに比べて軽く、同じバランスを出すためにはヘッドが重いものを装着しなければならないため先端が重くなり、バランスが同じでもカーボンが重く感じるということです。 つまりドライバーからウェッジまで同じバランスでも振り心地が同じになることは無いのです。 バランスよりもヘッド重量、シャフト重量、グリップ重量などの重量を重要視しなければいけません。 工房でクラブが重たいと訴えるゴルファーに対してグリップエンドに鉛をはり、カウンターバランスといって調整をしたりすることがあるようですが、これらはただバランスという数値を調整しているだけであって、全く軽くなっていません。 むしろ鉛を貼る分だけ総重量が増えて、より重いクラブになってしまいます。 クラブを知らない工房と考えざるを得ません。 また、メーカーの商品でカタログスペックD0になっている商品があるとします。その商品をバラしてみるとネック部分に鉛が入っていることがほとんどです。 バランスという数字だけをあわせるためにそのような調整が入るのです。 この調整に関しては数字の見た目はバランスが揃っていて精度の高い商品だと感じますが クラブの性能については疑わしい商品です。 ある程度ヘッドの精度が高く、シャフト重量もそれなりのもので組立した場合、バランスが1ポイント程度ずれていても番手間の重量ピッチがフローしているので、細工したクラブよりもはるかにクラブの性能を発揮するでしょう。 バランスを必要以上に気にせず、ヘッド重量や総重量を重要視するようにしてください。 クラブの重量について
クラブの総重量はスイングを作っていくうえで一番影響の大きい要素です。
現在のクラブは全体的に軽すぎる傾向にあります。 ドライバーの軽量化に伴いアイアンも軽量化が進み、軽すぎるクラブも多く販売されているため購入には注意が必要です。 スチールシャフトからカーボンシャフトに変えて打ちやすくなり、カーボン=打ちやすい、軽い=打ちやすいというイメージを持ち、スイングを壊しているゴルファーも多く見受けられます。 ドライバーは長さがあるため慣性が大きく振りづらいので、軽量化することで振りやすくするのも良いと思います(行き過ぎたものもありますが)。 しかし、アイアンはもともと短く、重くても振れるクラブです。それを軽量化してしまうと軽すぎて、逆に扱いづらいクラブになってしまいます。 軽すぎるアイアンを使用し続けると手先でスイングしやすくなり、クラブの重さによっておきる体の捻転や回転などが不足して段々と飛距離が落ちるようになってしまいます。 その他、ダウンスイングでリストが解けずにトップ目に当たったり、ヘッドスピードが最大になる手前でインパクトを迎えるため最大飛距離を得ることができません。 また、入射角もバラバラになりボールの高低、スピン量も安定しません。 このように軽すぎるクラブのデメリットは大きいのです。一度ご使用になられているクラブの重量計測をオススメします。 グリップについて
ヘッド、シャフトの性能は気にするけれど、グリップの性能、役割を軽視するゴルファーは非常に多いと思います。
グリップはクラブと体の唯一の接点なので、必ずチェックしなければいけない部分です。 スイングの精度、クラブの性能を十分に引き出すために以下の点に注意してグリップ選びをして下さい。 ① グリップの重量 一般的に市販されているグリップは約50gです。 グリップの重量を軽くすることでヘッドの返りが良くなり捉まりの良いボールが打てるようになります。 しかし、総重量が軽くなる分、安定したスイング軌道を確保しづらくなり方向性は望めません。総重量を考慮してグリップの重量を選んでください。 ② グリップの太さ 一般的に市販されているグリップの多くは口径60というサイズです。その他58・62等の口径もあります。この口径はグリップの内径(コアサイズ)を表す数字で外形は同じになります。 つまり内径が小さいものは肉厚になり同じシャフト径に装着すると58口径のグリップが一番太い仕上がりになります。 グリップを細くするとリストコックが使いやすくなるため捉まりもよく、クラブの運動量が増え飛距離アップが望めます。 逆にグリップを太くすることでリストの使いすぎが押さえられ方向性が安定します。 ③ グリップの硬度 昔と違い現在は色々な硬度のグリップがあります。軟らかい素材のグリップはスイング中に無駄な力が入りづらいので、力が入ってしまう方や、女性など手の皮が柔らかい人にオススメです。 ④ バックラインの有無 市販のメーカークラブには大抵バックラインの有るタイプが装着されています。バックラインの存在は言われないと気づかないゴルファーが多いのですが重量な部分です。 バックラインがあると握った際、指の関節にフィットするため正しいグリップがしやすいです。 また、インパクトでフェースが開いてしまう方には、バックラインにより緩まずに握れるのでオススメです。 ※ 可変式のクラブは変更する角度によってバックラインの向きが変わってしまうのでバックラインの無いタイプを装着してください。 グリップは使用回数が少なくても必ず劣化してしまいます。 時間が経つとゴムが硬化し滑り始めます。硬化に気づかずに使用を続けると、知らないうちに強く握るようになりガチガチのスイングになってしまいます。 新品のグリップに交換してから1年〜2年程度が交換の目安になります。 グリップ交換はシャフト交換やヘッド交換などに比べて手軽に出来る調整なので是非、挑戦してみてください。交換される際は目的を明確に持って交換してください。 ご自身のグリップを見直し、スイング作り、スコアアップに役立てて頂ければ幸いです。 パターについて
現在のパターヘッドの重心は低いもので15mm程度、高いもので18mm程度です。
ボールの直径は42mm程度(重心は21mm)なので通常ソールした状態でボールをヒットするとヘッドの重心よりも高いポイントでヒットするため転がりが悪くなります。 そこで、アッパーブローでヒットしたり、ソールを浮かせた状態でヒットすることで 重心同士がヒットし転がりの良いボールが打てるようになります。 昔のパターヘッドはL字型でネックが太く長かったため、現在のクラブに比べ高重心で現在主流のアッパーブローという理論がありませんでした。 青木功プロように極端にトゥを浮かせて構えると、ロフトのため左にボールが転がるのですが、インパクトでロフトを0度(ハンドファースト)にすることでライ角に関わらず、フェースの向きにボールが転がるようになります。 実際に青木プロが初めて使用したパター、サイレントポンと言うパターはロフト0度でした。ですから、あのような独特のアドレスでも問題なかったのでしょう。 現在市販されているパターはサイトラインという目標に対する目印になる線が描かれているものが多くあります。 サイトラインが入っているパターについてはライ角がアドレスに対して合っていないとフェースの向きが分かりづらくなるため購入には注意が必要です。 FWとUTのどちらを選ぶべきか
ボールの進化(ロースピン化)によってロングアイアンが難しくボールが上がりにくいクラブになり、替わりにショートウッドやユーティリティを使用する方が増えました。
ショートウッドとユーティリティのどちらにすべきか、次の特性を理解してクラブ選びをしてください。 選択肢として①ショートウッド、②ウッド型ユーティリティ、③アイアン型ユーティリティの3種が挙げられます。 これらは形状の違いからボールにかかるスピン量が異なりボールの高さに違いが出てきます。 それぞれのクラブが同じロフト角だと仮定すると、重心深度の深いショートウッドはインパクトでギア効果によってフェース面が上を向くためスピン量が多くなります。 併せてFP値(フェースプログレッション※シャフト軸線に対するリーディングエッジの位置)が一番多いため、一番ボールが高く上がります。 スピン量、FP値ともにショートウッド→ウッド型ユーティリティ→アイアン型ユーティリティの順で少なくなるのでボールの高さも順に低くなります。 ドライバー、スプーン等の飛距離を追求したクラブではなく、ロングアイアンの替わり(グリーンを狙うクラブ)として高さが十分に出て、グリーンに止まるクラブを選ぶことが大切です。 ヘッドスピードが40m/s以下のゴルファーはユーティリティよりも楽にボールが上がりキャリーのでるショートウッドをオススメします。 ヘッドスピードの速い方がショートウッドを使用するとスピン量が多すぎて吹け上がるボールになり飛距離のコントロールが難しくなります。 吹け上がりを抑えようとスイングを変えたり加減をするとサイドスピンもかかり易くなり、曲がり幅も大きくなりますのでウッド型ユーティリティの使用をオススメします。 力自慢で弾道を低く抑えたいという方はアイアン型のユーティリティをオススメします。 試打コーナーの危険性
ゴルフクラブを購入する際に量販店等の試打コーナーで目当てのクラブを試打する方がいらっしゃいます。
賢明な行為のようですが、試打の時は良かったけれど実際にコースや練習場で打ってみたら全然ダメだと言う方が非常に多く、調整・リシャフトや購入されたばかりにクラブを手放したい等のご相談が多いのが現状です。 試打コーナーのデータのみを鵜呑みにし、データ結果にそってクラブを購入するのは実は非常に危険な行為です。 なぜなら、量販店などの試打コーナーでは、その場のデータ(数字)だけを合わせるようクラブをあてがうからです。 ゴルファー個々のスイング、癖、プレースタイル等あらゆる面から総合的に判断し、クラブを選択しなければなりません。 また、ほとんどのゴルファーは試打コーナーと同じスイングをコースで再現出来ません。 コースの景色や状況で力の入り方、スイングテンポなどが変わるため、せっかく試打して購入したクラブは力を発揮するどころかスコアを乱し、お荷物クラブへと変身します。 現在ヘッド、シャフト、グリップ等たくさんのメーカーがあります。お荷物クラブを高いお金を払って抱えないためには、ヘッド、シャフト等のパーツ特性と、スイング、データの両面を深く理解したフィッターがいるお店でクラブを選ぶことをオススメします。 冬場のクラブ選びと調整について
体調によってクラブが重く感じたりすることがあります。
意外に思われるかもしれませんが、冬は夏に比べて筋肉が緊張するためクラブが軽く感じる傾向が見られます。 量販店などのゴルフショップで 「冬場は体が動かなくなるから軽いクラブがいいですよ」 「ヘッドが気に入っているなら軽いシャフトにリシャフトしましょう」 などと、とんでもない言葉を耳にすることがありゾッとします。 絶対に軽くしてはいけません! ●夏と同様のスペックを使用した場合 冬場は体が動きづらい→クラブの運動量が減る→飛距離が落ちる という流れになります。 ●夏より軽いクラブに変更した場合 クラブの慣性が小さくなり、通常の冬場よりさらに体が動かなくなる→ クラブの運動量がさらに減る→クラブの質量(慣性)も減り、さらに飛ばなくなる という流れになるのです。 ですから、冬のクラブ対策は「クラブを重くする!」ことです。 慣性モーメントが大きくなり、体が動かない部分をクラブの慣性により大きく動かすことができます。 また、慣性モーメントが大きくなることによってクラブ、体の運動量が増え飛距離がカバーできるのです。 夏用と冬用のクラブを持つことがベストですが、アイアンセットを2セット所有することはご負担のかかることだと思います。 そこで、アイアンについてはヘッドに鉛を貼り対応することが可能です。 しかし、ドライバーについてはヘッドスピードが遅くなることにより捉りも悪くなりますので、「重く」「ロフトの多い」クラブへ変更することをお勧めします。 また、冬場は芝生も薄くなりグリーン周りが難しくなります。ウェッジのライ角をアップライト(シャフトカットも必要)にしたり、ソールを削るなどの調整もお勧めです。
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